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2011年12月14日

現役木地師 伝統の技を甦らせる

山深い東近江市君ヶ畑に現役木地師の小椋昭二さんを訪ねました

現役木地師 伝統の技を甦らせる
木地師の里という看板

ここに 小椋さんが営む ろくろ工房 君杢(きみもく) があるのです
現役木地師 伝統の技を甦らせる


元は家業の製材所をお兄さんと営んでおられましたが、経営が思わしくなくなり
他の道を模索しました
正直言ってプレッシャーがかかるから木地師になるのはためらっていた・・・
のですが、1994年に木地師になろうと一念発起icon21

愛知県の現役木地師に人の紹介で出会い
たった一日技術を学びます
その時言われた一言 君ヶ畑でやる以上、いい加減なことはするな
今も心に残っているそうです

師匠に教わった後は自分で技術を模索しました
道具も自分で作ったそうです
1996年に師匠に認められて、売り始めました


現役木地師 伝統の技を甦らせる
乾燥するため木を5年ほど寝かす 
木に水分が残ったままお盆やお椀を作ると、乾燥するときにゆがんでしまうんですってkao_20
木を仕入れてからろくろにかけるまで5年かそれ以上 
なんと息の長い仕事でしょうかkao_16


現役木地師 伝統の技を甦らせる
制作に励む小椋さん
前はろくろから木が外れて飛んでいったこともあったとかiconN04
今は横で見ていても大丈夫

口コミや取材でお客様がついて、注文と買い付けで半々ぐらい だそうです
ろくろ工房 君杢(きみもく) 
東近江市君ヶ畑891
0748-29-0521


君ヶ畑にある木地師ゆかりの寺社に案内してくださいました

現役木地師 伝統の技を甦らせる
大皇器地租(だいおうきじそ)神社 
今も全国から木地師が参拝しに来るそうです

現役木地師 伝統の技を甦らせる
境内には見事なスギの巨木

現役木地師 伝統の技を甦らせる
小椋さんのご自宅にはこの神社の掛け軸が

現役木地師 伝統の技を甦らせる
金龍寺 別名を高松御所と言い、惟喬(これたか)親王の御殿と伝えられます

現役木地師 伝統の技を甦らせる
君ヶ畑の集落

akiko   現役木地師 伝統の技を甦らせる

タグ :木地師

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