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2012年09月01日

田植えの日の出来事~須原魚のゆりかご水田

午後から・・・
「田んヴォワイアン」の除幕式がありました。
田植えの日の出来事~須原魚のゆりかご水田
「田んヴォワイアン」とは???
成安造形大学 今井 祝雄 名誉教授 の言葉が、この「田んヴォワイアン」の横に掲げられています。


『ヴォワイアン』とは
フランス語で「見る人」のとおり、
“見られる像”でなく、それ自体が何かを“見る像”です。
現在も南九州に残る「タノカンサ―」(田の神)のように、
田んぼの岸で琵琶湖を向いて座るヴォワイアンは、
いったい何を見ているのでしょうか?
ここでは目に映る風景だけでなく、
地球環境や、人と自然のコラボレーションである
農の営みをも見つめているのかもしれません。


田植えの日の出来事~須原魚のゆりかご水田
魚のゆりかご水田にたたずむ「田んヴォワイアン」。
成安造形大学から琵琶湖を眺めていましたが、今、1体が、須原にやってきました。

今も元気に(?)、ゆりかご水田を見つめていますkao_13


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もう一つ珍しいものがありました。
田植えの日の出来事~須原魚のゆりかご水田
「踏み車」といいます。

この水車の羽を、1つ1つ、階段を上るように踏むことで、水車を回し、田んぼより水面が低い水路などの水を揚げます。
須原の地元のおじさんなどは、「昔は田んぼも小さかったし、1枚の田んぼを水いっぱいにするのに30分ほど踏んだなぁ」と懐かしく思い出されていました。

今の田んぼは大きく整備されているので、「1日踏んでも入らへんかもなあ」kao_16 kao_16

田植えの日の出来事~須原魚のゆりかご水田
水が入っている様子。
上手に踏むと、ダバダバと勢いよく入っていってました。


大人が踏んだ様子を動画におさめました。珍しい様子を是非ご覧ください。
次々に羽を踏まないと、落ちそうになるようで、最初は少し苦戦されていました。


いかがです?
昔の工夫、知恵です。
田んぼづくりの歴史としても、貴重なものに触れられました。


以上、盛りだくさんの須原魚のゆりかご水田の田植えの1日でしたiconN07


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