2011年11月04日
政所茶の生産地 東近江市政所町
「宇治は茶所、茶は政所」

このフレーズを耳にしたことがある方も多いはず!
”茶は政所”という地名は、実は東近江市政所町のこと

三重県との県境にある政所では、室町時代からず~っと
この土地に伝わっている地元のお茶「政所茶」を生産されています


先代から代々と受け継がれてきた、在来種の茶木。
主根は1メートル30センチも深く根付き、病気にも害虫にも、そして雪にも強いそうです

現在、政所茶を生産しておられる生産者さんは自家用のお茶を栽培されている方も含めると、約100軒ほど。そのうち手摘みで収穫されている方は、3分1なのだそうです。収穫される量は、それほど多くないため政所茶は希少となり、手に入れにくいため「幻のお茶」とも言われています。
生産者の林さんです

肥料は山で刈った生草と菜種殻を使用。無農薬で栽培しているからこそ「本当に自然のママにできたお茶」だと胸を張っておられます

「政所茶の美味しさを届けたい」。
生産者さんたちの思いです

Posted by 木野環境 at 10:00│Comments(0)
│【東近江市】