美しい里中河川と湧水池
7月9日(土)は、NPO法人びわこ豊穣の郷 主催
守山の水辺百選講座にharumiさんと参加してきました
コースは
尼ヶ池→近江妙蓮→野洲川堤防を川田大橋まで→川田町里中川→尼ヶ池
集合時間の朝9時半にはすでに夏の日差しが容赦なく照りつけています
熱中症対策万端で、短くとも長い散歩にいざ出発
尼ヶ池(あまがいけ)で解説する豊穣の郷会員の中村一雄さん 手に持つのは大繁殖して問題になっている大カナダ藻。
尼ヶ池は、もとは野洲川の豊富な伏流水が自噴する湧水池でしたが、改修で湧水が絶え、
今は地下水をポンプアップした工場の機械冷却水を流しています
近江妙蓮
600年にわたり地元で守られてきた貴重な蓮です。達磨大師がインドから中国に伝え、平安時代の初め慈覚大師が中国から持ち帰ったと伝えられます。ふつうの蓮とちがい花托(蜂の巣と呼ばれるところ)や雄しべがなく、花弁が2000~5000枚にもなります。
※参考
滋賀県観光情報
近江妙連は
ここ
川田大橋から近江富士こと三上山方面をのぞむ
絶景スポットで写真撮影に来る人が多いとか・・・
地元で生まれ育って見慣れすぎて何も感じていませんでしたが
川田町 里中河川
古い集落を、里中川(名前の通り、村の中を流れる水路。上下水道がなかったころは生活に密着していました)が網の目のように巡っています。
もとは湧水の池が源流でしたが、野洲川の改修にともない湧水が絶えてからは、地下水をポンプアップした工場の機械冷却水を流しています。
澄んだ流れにコイがゆったり泳ぎ、その横をオイカワやカワムツがすばしっこく行き来します。
コイの餌づけなどは地元の人が自主的にしていて「特別なことはしていない」と自治会長さんが言いますが、人の絆で里中川が守られているのですね
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