里山の自然と触れあう自然観察会

木野環境

2011年07月04日 10:00


5月中旬、多賀町の富之郷里山クラブさんの自然観察会に行った日のこと
私、10以上賢くなりました

1つ目は、ハルゼミ(←ブログでご紹介)

2つ目以降をどばっと、自慢します


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【前置き】
これまで、「しが農村の魅力発信」で数回山ネタをご紹介していますが、
まったく植物の名前を覚えられず、苦戦していたところ
富之郷里山クラブさんが拠点としている多賀町の里山での観察会
で、植物の名前と山の資源について、私賢くなってきました。



里山の保全・整備活動をしておられる富之郷里山クラブさん。
数十年放置されていた里山に「太陽の光を」と、2006年から
間伐したり草刈りを行うことで、昔ながらの風景が植生が戻って
きているこの里山。

いざ、観察会(里山散策)に出発


No2:モチツツジ

里山へ一歩踏み出すと、ピンクいろの花が咲いていました。
ツツジ?と思っていると、ツツジにもいろんな種類がある
らしく、この花は「モチツツジ」と言うそうです。

花の表面をさわってみると、ネバネバ
だから「モチツツジ」??


No3:ササユリの葉

この葉っぱは「ササユリの葉」だそうです。
どうやら日本固有種の1つ?らしい


No4:スノキ

「この葉っぱをかじってみ!」と、言われるがままに
かじってみた

すっぱい

感じでスノキを字で書くと「酢の木」らしい。なるほど。
ということは、昔の人は食べていたのだろうか??


No5:センブリ

この小さい葉。どうやら、昔は胃薬に使われていたらしい。
また、口にしてみたら、ゲキ苦で、渋すぎる。
参加者のおじさんが、「お酒のボトルにセンブリをいれたら
酔わないよ(笑)」と教えてくれた。

二日酔いになる方、是非どうぞ


No6:オケラ

希少な植物らしく、里山との相性が抜群に良いらしい。
日が入っているこそ、希少な植物が芽吹いているのだと
思うのでありました。
この写真は、昨年咲いたオケラの花のあと。
「魚のほねみたいでしょ」と、自然観察指導員の中川さん。
うん、確かに


No7:タニウツギ

桜によく似てるな~と思いながら見ていたピンクの花。
この花は、田植えの時期に花が咲くので「田植え花」と
言われているそう。

田植えの時期から梅雨の時に、湖西道路でよくこの花を
みかけてて、「キレイだけど花の名が分からない」と、スタッフの
kaoriさんと話してた。

それは、この花だったのね。やっと知れました


No8:カマツカ

「さて、この枝は何に使われていたでしょうか?」
この問い、私には難しすぎた
全く分からない。

正解は
「草刈り鎌の柄」だそうです。
昔の人は、この枝を使っていたのですね!

そして別名を「牛ごろし」と言うそう。
なぜ?
それは、「牛の鼻輪にも使っていたから」だそうで、
なるほど、牛ごろしか・・・


No9:アセビ

有毒な草だそう。
有毒って言われても?どれだけ有毒か不明だったので、
ネットで調べてみた。

アセビは漢字で書くと「馬酔木」。
どうやら、字のごとく、馬が食べると苦しむとの意味らしい


No10:クロモジ

クロモジの葉?を摘んで、葉をもむと、レモンのいい香りがした
この枝は、どうやら高級な枝らしく、高級和菓子店の爪楊枝と
して使われるそう。なぜ高級?疑問です。


そして、葉はお茶の葉としても有名だそうで、
「これこそ、日本のハーブティー」と参加者のおじさん、絶賛
実際に葉を摘んで、お茶(ハーブティー)にしてみた。
香りはレモン、リラックス効果ありの香り
味は、健康茶?っぽい味だけど、クセになる。
この味が気に入ってしまい、休憩所の近くにあった
クロモジの葉をたくさん摘み取り、自宅へ持ち帰ってしまった

自宅で、すぐに蒸してお茶にして、贅沢な時間を過ごしました(笑)

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まだまだ、紹介しきれないほど植物の名を教えていただきました。
だから、私10以上賢くなったのです

10以降は、また後日、ご紹介できたらと思っています

富之郷里山クラブ
ブログ:多賀 富之郷 癒しの里山クラブ

harumi



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