古代生物を田で発見
野洲市須原の「魚のゆりかご水田」の田んぼを
ボ~っと眺めていたら、水面でなにやらウニョウニョと
泳いでいる生物を発見
なんだ?なんだ?
田んぼに生息する生物は、私にとってまだ未知の世界
近くにいたおじさんに「網でつかまえて!!」とお願いをし、観察することに
その正体は..
「カブトエビだ...」
「数年前から、この時期になるとあらわれんねん。どっから来るんやろうな?」
と、おじさん。
え、え??古代生物と言われるカブトエビ
小学生の時に、そういえば授業でを習ったような...
「なぜ田んぼにたくさんいるのだろう?」
とおじさんたちと、一緒に考えたけれど謎が解けず
ということで、調べてみました
カブトエビとは
「生きている化石」と言われているカブトエビは、3億年ほど前から
地球に生息しているそうで、その姿はほとんど変わらず。
カブトエビは、外来種だそうで、人間の靴に卵がついたり、なんらかの
形で卵がくっついて持ち込まれたのだそう
そして、卵は乾燥につよく何年も土?のなかで眠る性質があり、
数年前の卵は孵化できる環境になれば孵化する
だから、古代から生き残れたのか?とちょっと関心。
さらに調べてると、
カブトエビがたくさんいる田は、農薬を使わず堆肥が豊富な田に
出現するそうで、またカブトエビの活動により田に草が生えにくい
環境を作るとのこと。
それはなぜかって??
まず、泳ぎ方に注目!
1:カブトエビの足は40対ぐらいあり、その足で草を鎌のように
伐っていくらしい。
2:草を食べる
3:水面の泥をかき混ぜるカブトエビ。水面が濁るおとで、太陽の
光が届かず、草が変えにくい環境にしている。
なるほど
さらに、昔の人はカブトエビを「草取り虫」と呼んでいたそうで、
農薬の代わりにしようしてきたそう
カブトエビと田んぼの環境は、お互いにとっていい環境をつくり
だしているのだと思いつつ、こんなところに「古代生物」?
と驚く私でありました
過去ブログ
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【稚魚】田から琵琶湖へ
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魚のゆりかご水田 みんなで田植え
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「魚のゆりかご水田」in須原
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須原「魚のゆりかご水田」 稲刈り・はさ掛け体験から
田舎体験しが 記事
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「ぼくらが知っている水田を再び…」
須原魚のゆりかご水田協議会
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須原自治会館内 電話・FAX 077-589-2701
代表・堀彰男(あやお)さん
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