大庄屋諏訪屋敷
守山の古い集落赤野井(あかのい)を歩いていると立派なお屋敷に出会いました。
大庄屋諏訪屋敷
江戸時代に大庄屋を務めた諏訪家のお屋敷です。築250~300年ということです。
枯山水池泉回遊(かれさんすいちせんかいゆう)式の庭園は民家に残るものとしては貴重
母屋は茅葺で書院造風武家造り、ほかに土蔵、茶室があり、茶室は明治維新の後、大津の
円満院からの移築。
裏の天神川から屋敷地内へ船が出入りできるように石垣が工夫されています。
ここはNPO法人びわこ豊穣の郷「守山の水辺百選」にも選定されました。
NPO法人びわこ豊穣の郷
http://www.lake-biwa.net/akanoi/
琵琶湖がはぐくんできた豊かな水環境を守り育て、次世代に伝えていくため活動しています
守山の水辺百選
市民の協力をいただき、守りたい、残したい、次世代に伝えたい身近な水辺を選定しました。
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記事
さて、お屋敷の写真を撮っていたら、偶然ご主人がいらっしゃいました
諏訪安昭(すわ・やすあき)さん
ご先祖が足利尊氏にしたがって、1340年に近江に移ってから23代か24代目だそうです。
歴史を感じます・・・
お屋敷を維持されるには苦労がつきないそうです。
茅葺屋根に使う茅が手に入らない、職人さんがいない・・・
ボランティアの方々に手伝ってもらって、お手入れされてます。
基本的にいつでも観覧できます。入場無料
春と秋に家の内部を特別公開しています
地図
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