すし切りまつり

木野環境

2011年05月14日 10:00

守山市幸津川町(さづかわちょう)の下新川(しもにいかわ)神社で毎年5月5日こどもの日に催される
すし切りまつり
国選択無形民俗文化財にも指定されている由緒ある神事です。

それはそれはすてきなお祭りでしたよ。
二人の若者が台に盛られた鮒鮨を古式にのっとった作法で切り分けていきます
直に手を触れず、長い箸と包丁を使って。
猛訓練したにちがいありません。


大役を務める二人は緊張した面持ち。
それを見守る地元のおじさんたち(すっかりできあがっている^^)から
厳しくとも温かい応援?が飛びます。

儀式の節目節目には拍手がわき、見物客もにぎやかにおしゃべりして、
地元に密着したお祭りだな~と実感したのでした。

子供たちがきれいに着飾って練り歩きます。


男衆が神輿をかついできました。
日の丸扇で調子を取るおじさん。

上はそろいの白い法被に、下は様々な和柄の腰巻?(って言うのか何て言うのか)

下新川神社
崇神(すじん)天皇の皇子、豊城入彦命(とよきいりひこのみこと)が祀られています。
昔、皇子が海賊征伐の道中、幸津川で休んだ時、村人が鮒鮨で労を慰めたのが「すし切り」の始まりとか。
守山市幸津川町1356 077-585-3380


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