高島市マキノ町浦の涅槃会(ねはんえ) 準備編

木野環境

2012年03月30日 11:30



涅槃会の法要が始まりました
住職は近隣のお寺から来られ、今日は各地域の涅槃会で大忙し


法要中にも関わらず、私はお堂のお供えものに目を奪われていたのです
それはコレ。↑4色のカラフルなお餅たち
カワイイ

これが、噂のお餅か!!
(噂のお餅の意味はコチラをクリック!!)
青、黄、赤、白のお餅!!これには、どんな意味があるのだろう??

と、真剣に考えながら法要が終わるのをまち・・・


法要が終わると住職がお餅の前に出て、お餅を茶碗一杯分ずつ
地域人たちに分け与えていきます

だれがこのお餅を作るのだろう?と思い、地元在住の女性に尋ねたところ
「涅槃会の前日に、地域住民から集めた餅米をつかって、女性たちが”団子づくり”をするの」
と教えてくれました。


4色の餅をつくり、それをねじり合わせたカワイイお団子。
この色遣いと形は浦集落だけに伝わっているのだとか
作り方は、地域の先輩女性から教わるのだそうです。

女性のてによって、代々このお餅が浦集落に伝わってきたと
思うとロマンです

つづく

前回のお話
高島市マキノ町浦の涅槃会(ねはんえ) 取材の経緯編

harumi

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