【マキノ町野口】石臼奮闘記!!・・・・のつづき
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前編
野口で活動される「
国境(くにざかい)炭焼きおやじの会」さんが作られている
「夢炭(むーたん)」。
その中でも、商品にならない炭を何かに使えないか?
炭粉を作る奮闘は、マキノ資料館にて、やっと出会えた
石臼2つのおかげで、大幅に進むかと思われました。。。。
それが‥‥
資料館の山本さんと、めいどいんマキノの寺田さん、そして、私たちakiko ・ harumi ・ kaori の3人、みんなの手が止まります。
「これ、、、、どうやって使うの??」
「この、、穴に差すのか?」
「いやいや、ここは豆とかを入れる穴だから~…じゃぁどこに取っ手をつけるん?」
「こう、取っ手がついてて、ぐるぐる回るはず!」
「前に使わせてもらった時は、けっこう簡単にまわったけど・・・・・」
イメージはあれども、まったく使い方がわからないのです!
資料館の展示から、説明パネルを持ち出して・・・・
石臼の周りにおいてあった、付属部品ぽい器具をいろいろな組み合わせで使ってみても‥‥回る気配なし!
さんざ悩んで、
「野口でおっちゃんたちに聞いたら何とかわかるやろ!ぜんぶ積んでいこ!」
ということで、判明したら必ず連絡しますと山本さんに言い残し、一式をお借りしたのでした。
ところ変わって、会議の後の、野口地区路原(ちばら)集会場にて。
参加のおじいちゃんたち、北谷さん・古本さん、おばあちゃんたち、高木いまさん・谷口もと江さん、高島市水源の里サポーターの白井さんも加えて、石臼を囲みます。
・・・・・・・・・
それが、、、まさかここでも、、、
「こ~んな固かったけ?」
「もっとぐるぐると、片手でまわしてたけどなぁ~」
「ここに棒差して、まわすんちゃうんか???」
「この竹のケタ、こわれそうやで、ちゃうんとちゃうか~~~」
みんなしてわからず…
ここでわかったこと。
どうやら、
石臼を使って、くず米や豆を挽いておられたのは、
冬場のお母さんたちが時間を見つけてやっていた仕事。男性陣は、そもそもあまり触れる機会がなかったようなのです。
なので、いまさんともと江さんの体験と、お母さんたちがやっていたという記憶をたどって石臼の話が紡がれました。
男性陣はまた違った
「土臼」という大きな籾摺り用の臼などは使われていたようです。
役割分担の中で、触れる道具もぜんぜん違っていたのでした。
石臼を使うための試行錯誤を横に、「土臼」の記憶のお話…
動画です。
いくらか悩んだ末に、徐々に使い方にたどり着いてきて、、、、
これも動画です。
やっと判明!
炭粉にチャレンジしたい、という北谷さんが、試してみてくださることになりました。
石臼で炭粉ができるのか!?
・本当に細かくなるのか?
・炭は固かった、、石が混じったりしないのか?
・石が削れてきたら、目立てできるのか??
まだちょっと課題がある中、ひとまず北谷さんに託したのでした~。
kaori
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