道の駅で見つけた逸品:かにが坂飴

木野環境

2012年02月15日 14:00

以前、仕事で甲賀市方面へ国道1号を走って いた時のことです。
「なんだか今日は車が多いなぁ~・・・・・」
と思った日がありました。そしたらその日は「田村神社」の厄除大祭“田村まつり”の日だったのです。

地元でも有名、遠方からも多くの方がお参りされるようでした。


blogたむら>厄除大祭のご案内

今年ももうじきです。
上記、Blogより

本年も2月17日より19日までの3日間、厄除大祭(田村まつり)が斎行されます。
田村大神様の御神徳を皆様が広く受けられますよう、ご案内申し上げます。

日時:平成24年2月17日(金)~19日(日)
授与品・祈祷受付時間:7時~20時 (参拝は一日中可能です)

◇厄除大祭にちなんだ神事 【祈祷】
弘仁3年(812)正月、あらゆる農作物が実らず、疫病が流行して世の人々が苦しんでいたので、坂上田村麻呂公の霊験を以て災厄を祓うよう『厄除大祭』斎行のご命令が嵯峨天皇より下されました。そして三日三晩にわたる大祈祷が執り行われ、災い事は見事に治まったと伝えられています。


さて、その行事をひきあいに、
タイムリーに、先日立ち寄った「道の駅 あいの土山」にて発見したご当地商品!を紹介します。
かにが坂飴


以前、ふるさと回帰フェア出展に伴ってご当地飴を集めていたのですが、
ここ土山にもあったのですね~
(ちなみに、湖北で「菊水飴」と湖西で「アドベリー飴」を集めました)
知りませんでした~。


中はこんなの。


毎日新聞の紹介で、作り方と由来がわかりました。
ほっとするニュース:伝統の味は黄金色 児童ら「かにが坂飴」手作り体験
(記事はコチラ→ここから

引用。

 伝承によると平安時代、鈴鹿山近辺に巨大なカニが出没、住民や旅人に危害を加えていたが、ある日、僧が退治すると、カニの血が固まって飴になった--という。
江戸時代には東海道を行き交う旅人に愛され、地域の農家で作られた。
麦芽の水飴を煮詰めた後、専用のござの上に適量を垂らし、一つ一つ形を作ってたたき、冷え固まるのを待つ。添加物を使わない昔ながらの作り方で、完成品は黄金色。光にかざすと透き通って見える。


飴の袋にも由来が書かれていました。

僧が蟹を退治して、懇ろに埋め、塚を立てると、蟹の血が塊り、8つの飴になった・・・
僧は里人に授け「諸々の厄除けに効あり」と伝えた・・・
世に名声を「厄除けのかにが坂飴」と高め、今日に至る・・・

素朴な、まじりっけない味わいです。

ラベルもいいですよね。
「あいの土山」の語源の歌も書いてありました。
(これはぜひ現地でご覧ください )


こいこい滋賀も、道の駅の中の「くつろぎスペース」に発見!

先だって各所へ発送させていただいた2011年度の「こいこい滋賀」女編と若編の2つです。置いてくださっていました うれしい~。



お立ち寄りの方はぜひ見つけてみてください。


その他、過去の「道の駅あいの土山」の記事はこちら
近江米バーガーうなぎ
初取材!

ウェブサイトはこちら
滋賀県の道の駅あいの土山


kaori

関連記事