mazar be Bracha(マザール・ベ・ブラハ) 第2回(全3回)
ファッション業界のサイクルに合わせて作品を発表する目まぐるしい日々・・・
疲れがワダさんを蝕んでいきます
2006年ごろには、起き上がれなくなってしまいました
そんなとき友達に勧められて旅したのが
屋久杉が茂る緑の島・屋久島
自然の力が彼女を元気にしてくれました
初めて自然に目が向きました
環境、水の循環のことなど色々感じて
180度価値観ががらっと変わりました
そして
新婚旅行で訪れた
メキシコ ここでも衝撃が
ヨーロッパによる侵略の歴史を知った
ヨーロッパに憧れていたけれど
無知なまま物作りしていた・・・
そんなこんなで創作のエネルギーを失い
活動を一旦休止しました
さて、ワダさんがテレビで見て気になっていたのが
高島市新旭町針江
写真家の
今森光彦さんが制作指揮となりNHKで制作されたドキュメンタリー映像詩
里山~命めぐる水辺に登場し、一躍有名になりました。
地域の湧き水を利用した
かばたがある生活風景を見ようと、各地からの観光客、また視察の方々が訪れています。
過去記事
その針江にお友達の実家があり、遊びに来ました
水とご飯がとても美味しくて
今までの暮らしは何だったのか?
せめて身の回りのもの、自分の食べるものをどうにかしよう
お友達から畑を借りて大阪から通う日々が始まった
旦那さまは最初興味がなかったけれど、土に触れて「ころっと変わった」のだそう
※筆者注 論より証拠、田舎暮らしに乗り気でないご家族にはまず土に触れてもらってはいかがでしょう・・・
でも畑が遠いし
そうだ
移住しよう
ってなことで
でも仕事あるかなぁ・・・と不安げな旦那さまを説き伏せて?
とりあえず 高島市安曇川町に来ちゃった
お米農家で研修をしている間に
旦那さまが林業に目覚めます
農家さんが持ち山で木を伐採するのにご一緒して、大喜び
今はなんと高島市内の林業関連会社で勤務しています
このあたりの展開は聞いている私も本当にわくわくしてしまいました
第3回に続く
akiko
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