幻のリンゴ復活物語 前篇
昔むかし、
彦根りんごというリンゴがありました
古文書によれば1816年に彦根藩士が彦根に200本樹を植えたのが始まりとか。
藩士のお屋敷や寺社で栽培され、将軍家にも献上されたという由緒あるリンゴでした。
幕末に活躍した
大老井伊直弼公も食したかも?!
熟した彦根りんご
写真提供:尾本正和さん
彦根りんごのキーホルダー 実物大 横約4cm
手のひらに乗る可愛いサイズ
ほのかに紅に染まるぐらい この色でもう熟しています
彦根りんごは平安時代に中国から渡来し栽培されてきた
和リンゴの一種です。
しかし明治に導入された西洋リンゴ(今私たちが普通に食べているリンゴ)に押されて、
1955年(昭和30年)ごろには姿を消してしまいました
このリンゴを復活させようと立ち上がった三人衆がいます
大阪からUターンした尾本正和さん、果樹栽培に関心がある河地正樹さん、そして彦根藩ご家老の末裔で、彦根りんごの普及に尽くした祖父をもつ八木原俊長さんです。
苦労を重ねて、古の彦根りんごに近い品種を探しだし
平成彦根りんごと名付けました
三人衆を中心に彦根市民有志30名で
彦根りんごを復活する会が2003年にスタート。
彦根りんごをPRするイベント、青森、長野などとリンゴを通じた交流、加工品の開発などの活動をしています。
彦根りんごの花
写真提供:尾本正和さん
8月に収穫。 子供たちも大喜び
写真提供:尾本正和さん
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【田舎体験しが】彦根りんごを復活する会
滋賀県農村振興課HP「田舎体験しが」記事
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彦根りんごを復活する会 ~幻のリンゴで地域貢献を~
彦根りんごを復活する会 http://08-09.com/hikoneringo/
事務局長 尾本 正和 氏
tel./fax. 0749-24-2855
メール plan08@za.ztv.ne.jp
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