江戸時代に造られた「ため池」

木野環境

2010年12月15日 16:00

旧湖東町の田んぼのど真ん中に、ポツンと丘になっている場所があります。
その場所は、農業用水を確保するために造られた「溜池」。

11月、ため池百選に選ばれた「八楽溜」を取材してきました


これが、江戸時代初期に造られた「八楽溜」です
この溜池を守っているのは、東近江市大沢町の方々。
池の中心に「弁天様」が祀られていました。
現在でも、田んぼの水を池から引いておられます


そして、この池の水を地域の防火用水としても活用しているのだそう。
大沢地区4カ所に、この池からポンプで水が引かれています。


この「八楽溜」を案内してくださった野村しづ一さん

大沢町では、「大沢いきいき里づくり委員会」が発足していて、
4年に1回この池で「総つかみ」と呼ぶ伝統行事を後世に伝えるため行ったり、
毎年、お花見やお祭りが行われたり

「溜池を地域活性化の核としています」と話をしてくださいました。

この取材の詳しい内容は、後日「田舎体験しが」でご報告しま~す

八楽溜 情報
場所:東近江市大沢町
HP:ほっと・おおざわ

harumi


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