【お正月特集】我が家のお雑煮8

木野環境

2011年01月18日 07:00

【お正月特集】我が家のお雑煮。

年末唐突に思いついたこの企画・・・県庁の方や地域の方、個人的なお友達など・・・いろんな方にお雑煮の情報提供をお願いしておりますが、各所でちょっとした話題の花が咲いているとかいないとか・・・

さて、我が家のお雑煮。
今日は、わたくしkaori実家のお雑煮をご紹介です~

うちのお雑煮、ずっと普通だと思ってましたが、数年前に「るるぶ.com」の全国お雑煮特集の”個性派お雑煮”として紹介されているのを知り、個性派なんだと知りました、、、

お雑煮は、お味噌のベースに、輪切りして丸く切った人参(金時人参)、だいこん、四角いこんにゃくと豆腐を入れ、そして、存在感ある頭芋がポイントです。
ちなみにうちでは「頭(かしら)」と呼びます。
それに丸餅を入れます。

【番外編:奈良県山添村】


頭芋とは、里芋の茎に付いている一番大きいお芋のことで「親芋」のことです。
写真を撮ろうと思ったら、普通のお椀じゃ頭1個で満タンになってしまい・・・広口で大きめの鉢を出してきました。
※お餅が小さいというわけではございません。。


「頭になれるように」という意味を込めて入っている頭芋。
一家の大黒柱や男子はたくさん食べます(食べさせられるとも言います)。
家によってどうも食べ方は違うようで、隣の字にある母の実家では、1人1個の頭を食べてからしかお餅を食べられなかったとか。
聞いたところによると、家長や長男だけが丸1個食べる家だとか、くじ引きなどで順番を決めて大小ある頭を選んでいく家もあるとか。

我が家は、頭をはつって(削る)食べています。
実際私が食べたのはこんなものです。崩れたお豆腐の右側に頭の一部が。。
※上の写真とお餅は同じ大きさで、お椀の大きさが違います。


で、

お餅をきな粉に付けて食べます。


我が家ではこの雑煮のせいか、きな粉餅を食べるときはお汁に漬けてから食べると言うのが定番。これが常識!だった・・・お雑煮のお餅を、そのまま食べる地域もあるのだと知ったのは、ほんの数年前でした・・・

-----補足------
って、記事を書いた翌日、事務所で雑談していて判明したのですが、
皆さん! お雑煮のお餅ってゆでてたんですね。。
焼き餅が基本の我が家、、、まさかゆでているとは思いもしませんでした。。。

奈良県のウェブサイトでも「なかでも、びっくりする雑煮」 として我が村の雑煮が紹介されていました。
こちら → 大和の新郷土料理
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お雑煮ってお正月限定。
あんまり話題にのぼりませんが、各地の情報が集まってくると楽しいですね~

これまでのお雑煮特集
・我が家のお雑煮1 :スタッフharumi家(山口県との県境の広島県)のお雑煮
・我が家のお雑煮2 :湖北在住のMさん宅のお雑煮
・我が家のお雑煮3 :大津市在住 Hさんご実家、岡山県中部のお雑煮(Hさんおばあさま流)
・我が家のお雑煮4 :近江八幡市在住のOさん宅のお雑煮
・我が家のお雑煮5 :湖西:Sさん宅・Tさん宅。大津Oさん宅のお雑煮
・我が家のお雑煮6 :高島市旧安曇川町のHさん家のお雑煮
・我が家のお雑煮7 :大阪府高槻市Oさん宅のお雑煮

kaori


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